美味しいお茶の淹れ方
美味しくお飲みいただくための淹れ方も異なります。
こちらでは一般的に好まれている「ほうじ茶」や「煎茶」、
「玉露」の淹れ方をご紹介いたします。
ご自宅でお茶をお飲みいただく際の参考としてご覧ください。
ほうじ茶の淹れ方
香ばしい香りが特徴のほうじ茶は、その香りを楽しむために「 沸騰したお湯を一気に入れる」ことがポイントです。
■茶葉の量：約3g
■お湯の量：約130ml（沸騰したお湯）
■抽出時間：約30秒
どのお茶も温度が大切です。
事前に急須や湯飲みに注ぎ、温めておいてください。
急須の中のお湯を捨て、人数分の茶葉を入れてください。
1人分の茶葉は約3gが目安です。
沸騰した熱いお湯を急須に注ぎ、抽出時間として30秒ほど待ってから湯飲みに注いでください。
煎茶の淹れ方
煎茶は甘味と渋味をバランス良く引き出してあげることが美味しく淹れるコツです。
■茶葉の量：約2～3g
■お湯の量：約130ml（70℃前後）
■抽出時間：約1～2分
どのお茶も温度が大切です。
事前に急須や湯飲みに注ぎ、温めておいてください。
急須の中のお湯を捨て、人数分の茶葉を入れてください。
1人分の茶葉は約2～3gが目安です。
沸騰したお湯を大体70℃程度になるまで待ってから急須に注いでください。
この時、糸を引くように注ぐことがポイントです。
注ぎ終わったら1～2分程度時間をおいてください。
事前に温めておいた湯飲みにゆっくりと注いでください。
2杯目以降はお湯の温度を高くし、抽出時間を短くしてください。
玉露の淹れ方
玉露の旨味成分である「テアニン」を引き出すためには茶葉を多めに使用し、50℃前後のぬるめのお湯を注ぐことがポイントです。
■茶葉の量：約3～4g
■お湯の量：約130ml（50℃前後）
■抽出時間：約2分半
どのお茶も温度が大切です。
事前に急須や湯飲みに注ぎ、温めておいてください。
急須の中のお湯を捨て、人数分の茶葉を入れてください。
1人分の茶葉は約2～3gが目安です。
沸騰したお湯を50℃前後になるまで冷ましてから急須に注いでください。
注ぎ終わったらそのまま2分半ほど待ちます。
事前に温めておいた湯飲みにゆっくりと注いでください。
旨味成分を逃がさないように、最後の1滴まで絞りきってください。
2杯目以降はお湯の温度を少し高めにし、抽出時間は1分程度にしてください。
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